2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「型」を意識した応対を原則とする

プログラミングをしたことがある方なら、「int を返す関数として宣言したなら int を返さなければならない」と説明すると理解頂けると思う。問いの「型」を認識したうえで、原則的にはその「型」で返すことを意識するべきである。 「何が(What)」「いつ(When…

rp_filter が静的ルーティング下の traceroute に及ぼす影響

静的ルーティングを設定した Windows と Linux (RHEL6.4) で、それぞれ tracert と traceroute を実行したとき不思議な差が出た。解明までのプロセスが自分の好みにドンピシャだったので順を追って書く。 環境 環境を大まかに書くと下図のようになる。外部と…

CentOS 6.4 以降の論理ボリュームのシンプロビジョニング

CentOS 6.4 (RHEL 6.4) 以降(CentOS 7はもちろん)は論理ボリュームのシンプロビジョニングが可能になっていた。 実際の運用で使用するかどうかはともかく、大きなボリュームを使用する検証作業を行ううえではとても役に立つ。 # pvcreate /dev/sde Physical …

ext4 ファイルシステムのオーバーヘッドを厳密に理解する

ファイルシステムを作成すると、ファイルシステム自体の管理領域などのため、ファイルシステムを作成するデバイス・ボリュームの容量を100%使えるようにはならない。では何パーセントが減ってしまうのか。10%あれば大丈夫なのか、3%程度でもよいのか、厳密に…