ダイバーシティというけれど
私の会社は「ダイバーシティ」という言葉を定期的に発信してくる。
多様な人を集めることで新たな発想が生まれるのを期待しているらしい。
女性、外国人、障害をもった方、会社の中ではまだまだ少ない。そういうことをダイバーシティと言っているのだと思う。
ただ、ふっと思った。この会社は全然多様性なんて認めていない。だって昇格できる人は技術の人ではなく、管理者としてのスキルがものをいうのだから。
自分は何十人を抱えるプロマネになるイメージがわかないし、苦しいからなりたくない。
だから今の主任職まではイメージの範疇でも、その先が見えない。課長のイメージが無い。私は奴隷商人じゃないんだ!!!
行き止まりが見えてしまった感じがして、最近は今までにもまして冷めた見方になっている。
お前はエースなんだからどこでもやれる
そうかもしれない。なんとかやると思う。だからといって現場を変わりたいとは思わない。
新しいところは怖い。積み上げてきた信頼や実績がリセットされる新しい場所にいくときの徒労感をもう味わいたくない。
できるとしても、それは傷つきながらやっているんだ。折れそうな不安のなかでやっているんだ。
それをどこでもやれるなんて言うな!!!!!!!!!ふざけるな!!!!!!!!!
炎上しているプロジェクトなら言い値で入れる
初めて聞いた時に耳を疑った。
自分にない発想だ。
ビジネスとしては儲かる。けどそれは炎上しているところに人を入れるってことだ。
ゆとりの法則かピープルウェアにある「群れの速度はリーダーの速度で決まる、というポスターがある・・・群れとは君たちのことだ」というような記述を思い出さざるを得ない。
ITはビジネスツール
ITは商売道具だと言い切った。
ごめん、私はITが楽しいからここにいるんだ。そういう気持ちを失いつつあるけれど、楽しいからやっているんだ。
人生の1/3以上の時間を費やす仕事を楽しくないものにするのは不幸だ。
仕事は楽しくないもの
私は2年生に聞いてみた。少し変わりつつある自分を意識して、「仕事は楽しい?」と。
細かい仕事の指摘どうこうではなく、大事なのは「仕事は楽しいか?」だと思ったから聞いてみた。
そして「仕事は楽しいものじゃない」との答えを得た。そうなのか・・・
チェス盤の上の駒
配置を変更する様子が駒のようだ。
これまでで一番そう思う。