2015-01-01から1年間の記事一覧
良い配色に関するルールを知識としてインプットしたとして、その後の使い方には2種類考えられる。 そのルールが私に訴えかけて色を決める。 私が色を選んで、ルールを満足しているか(私の中で)問い合わせる。 良いと思えるものが体系的に作られるのではなく…
「HinemosのジョブネットをWebサービスAPI経由で実行する」および「HinemosのジョブネットをWebサービスAPI経由で定義登録する」の派生。 Hinemosのインストールを ANSIBLE で自動化し、ジョブ定義登録も自動化できるようになった。ところがノードの登録が自…
HinemosにはWebサービスAPIと呼ばれる機能があり、機能をHTTP経由で使用できる。使用できるというか、ご本家のクライアントとマネージャのやりとりも全てそれ経由らしい。つまり、全ての機能をHTTP経由で利用できるということだ。 何がしたいか? ジョブネッ…
JP1/AJS とは多少趣が違うところもあったので、ジョブネットの作成・実行の手順をメモしておく。 環境は「Hinemosのインストール」でインストールした環境を使う。※Windows 7環境を英語環境にしているためメニュー表示は英語になっていますが、Hinemosクライ…
GW中の時間を使い「Hinemos」のインストールをした。 Why Hinemos ? 無償で使用できるジョブスケジューラとして「JobScheduler」、「RUNDECK」、「Hinemos」をピックアップした。 一番私が慣れ親しんでいるジョブスケジューラは日立の「JP1/AJS」であるので…
Windows がまだ 95, 98, ME であったパソコン普及期には、「何もしていないのにOSが起動しなくなりました。」「何もしていないのにネットに繋がらなくなりました。」というような質問・悲鳴が溢れていた。もちろん本人が何もしていなくても時限的に発生して…
プログラミングをしたことがある方なら、「int を返す関数として宣言したなら int を返さなければならない」と説明すると理解頂けると思う。問いの「型」を認識したうえで、原則的にはその「型」で返すことを意識するべきである。 「何が(What)」「いつ(When…
静的ルーティングを設定した Windows と Linux (RHEL6.4) で、それぞれ tracert と traceroute を実行したとき不思議な差が出た。解明までのプロセスが自分の好みにドンピシャだったので順を追って書く。 環境 環境を大まかに書くと下図のようになる。外部と…
CentOS 6.4 (RHEL 6.4) 以降(CentOS 7はもちろん)は論理ボリュームのシンプロビジョニングが可能になっていた。 実際の運用で使用するかどうかはともかく、大きなボリュームを使用する検証作業を行ううえではとても役に立つ。 # pvcreate /dev/sde Physical …
ファイルシステムを作成すると、ファイルシステム自体の管理領域などのため、ファイルシステムを作成するデバイス・ボリュームの容量を100%使えるようにはならない。では何パーセントが減ってしまうのか。10%あれば大丈夫なのか、3%程度でもよいのか、厳密に…
あまりにも同意しすぎるお言葉なので引用・保存させて頂く。 「今の時代のシステムデザインの感覚」という言葉をよく覚えておこう。特集:OpenStack超入門(1):OpenStackが今求められる理由とは何か? エンジニアにとってなぜ重要なのか?
ansible ではすべての対象ホストで処理が失敗しない限り次に処理を進める。 再実行を考えるとこの動作が嫌な場合がある。もちろん冪等性が完全にあれば、単純な再実行でも問題は無いはずだ。しかし、冪等性がない処理や、完全に横並びで処理を進めたい場合に…
GATHERING FACTSで取得した変数に基づいた処理を行わないのであれば、GATHERING FACTSを実行しないことで多少の時間短縮がはかれる。 プレイブック上で実行しないことを明示する gather_facts: False を指定すればよい。 --- - hosts: '{{ hosts }}' gather_…
wget で FTP も扱えるとは恥ずかしながら知らなかった。ちょこっと wget と curl の比較記事などをメモ。 wgetとcurlの根本的な違い ダウンロードコマンド Wgetとcurl curl の対応プロトコル FTP, FTPS, HTTP, HTTPS, SCP, SFTP, TFTP, TELNET, DICT, LDAP, …
公開鍵認証をするために、対象のサーバの指定ユーザの authorized_keys を設定するモジュール「authorized_key」があるのでそれを使用する。 前提 authorized_key モジュール実行時はパスワード認証でログインする root ユーザでログインする root ユーザの …
-m trace --trace オプションをつけて python を実行すればよい。 実行している行が逐次出力されるため、どこで止まっているのかが一目瞭然となる。 python -m trace --trace script_name ansible が実行しているスクリプトは ~/.ansible/tmp 下にあるので、…
ansible で対象サーバを再起動する方法を調べてみた。「Ansibleの事例とちょっとしたTips」を参考に、というか答え丸写しなのだが、いろいろなテクニックが使われている。 プレイブック作成 reboot.os.yml を作成する。 --- - hosts: '{{ hosts }}' tasks: -…
ansible の最新版を GitHub から取得してインストールする。 CentOS 6.4 を minimal インストールし、「Minimal インストールの CentOS 6.4 に最新版の git をインストールする」にて git を使用可能にした状態を前提にする。ansible を使用するには以下の方…
環境 CentOS 6.4 x86_64 git 2.3.0 手順 前提パッケージインストール 以下のパッケージをインストールする。 なお、wgetはcurlを使用する場合、SSH経由でファイルを送り込める場合はインストールしなくてもよい。 curl-devel expat-devel gettext-devel open…
SQL*Plusで SET AUTOTRACE TRACEONLY を設定することで、クエリの実行結果を表示せずに実行だけができる。 実際に実行結果はクライアントに転送されるので、それを含めて時間をみることができる。接続してラインサイズを調整。 oracle$ sqlplus username/pas…
実験用に電源OFF/ONでスナップショット時点に勝手にもどる仮想マシンを構成する。 ディスク構成・設定 全ディスク領域がスナップショット時点に戻ると都合が悪い場合もあるため、/persistent の領域のみは電源OFFしてもスナップショット時点に戻らない(揮発…
sshd だけ再起動すれば勝手に作ってくれる。 VMの複製用のテンプレートを作るなら、停止前に削除しておけばよい。 sshd再起動で自動再作成させる場合 # rm -f /etc/ssh_host_* # service sshd restart ssh-keygen で直接再作成する場合 # ssh-keygen -t rsa1…
eth0のIPアドレス設定 change.eth0.ipaddr [IPアドレス] #!/bin/bash ipaddr=$1 [ -z "$ipaddr" ] && read -p "new eth0 ipaddr: " ipaddr sed -i "s/IPADDR=.*/IPADDR=$ipaddr/" /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 cat /etc/sysconfig/network-scr…
GPT は名前の通り、128ビットのGUIDによりディスクを識別できるのだが、実は MBR の場合でもディスク固有の値として32ビットの値がMBR(セクタ0)のオフセット 440 - 443 に書き込まれている。 fdisk コマンドでも「Disk identifier」として出力され、以下の例…
2TB以上のディスクを扱うこととなり、ようやく GPT を使い始めた。調べた事をメモしておく。 GPTとMBRの概観 GPT の特徴は主に次の4点だと認識した。 扱えるディスクの容量は、MBR が 2TB であるのに対して GPT は 8ZB と大きく拡張される。 GPT では標準で …
「VMware におけるSCSIコントローラの認識順序」において、SCSI接続のディスクについてはudevを使用してもsdaやsdbに特定のディスクを強制的に結びつけることができない、としていたが実はできてしまった。ただし、運用上混乱を招く可能性があるためお勧めで…
WinShotの設定(ファイル名や保存先)をこまめに切り替える作業が面倒になったので自動化できないものか考えた。 環境設定ダイアログで設定を変えるのを自動化するのは難しいと思ったので、WinShot停止→設定ファイル編集→WinShot起動としてみたい。WinShotの停…
「VMware におけるSCSIコントローラの認識順序」ではSCSIコントローラやネットワークアダプタのOSによる認識順とvmxファイル上のpciSlotNumberの関係を確認した。「VMware におけるSCSIコントローラの認識順序(追加検証)」ではpciSlotNumberの割り当てルール…
前の記事「VMware におけるSCSIコントローラの認識順序」を書いているなかででてきた以下の疑問について追加検証する。 SCSIコントローラ0は必ず pciSlotNumber = "160" となるのか? pciSlotNumber の割り当て順序にルールがあるのではないか? 検証に使用…
VMwareのSCSIコントローラはその名前の順番通りにはOSに認識される保証が無い、というちょっとしたショックから調べてみたこと。 なお、検証に使用した環境は VMware ESXi 5.0.0 と CentOS 6.4 x86_64 である。 関連記事 VMware におけるSCSIコントローラの…