仮想化とグローバル資本

仮想化は物理マシンという『ハード』からソフトウェア/サービスを解き放った。グローバル資本というものも国という『ハード』から解き放たれた存在なのではないか。企業が世界レベルで活躍するようになると、もともとその企業がいた国が特別に扱われることもなくなる。仮想環境を提供する企業としては、自分の環境に居て欲しいものだろう。あえて他の業者(データセンター)のマシンへ移動することを支援することはないはずだ。企業もその活動の拠点で利益を生むのだから、できれば『ハード』に結びつけておきたいものだ(国主体で考えると)。