ISC DHCPメモ
仕様
- RFC
- ポート番号
IPアドレスの動的割当
- IPアドレスの割当順は何も担保していない(辞書順などではない)ので、割当順に依存してはならない。
- 1つの物理セグメント上で複数のサブネットを管理することができる。
- shared-networkで複数のsubnetを包含する。単一のsubnetもshared-network内に1つだけsubnetがある状態として解釈する。
shared-network { subnet x.x.x.x netmask m.m.m.m {} subnet x.x.x.x netmask m.m.m.m {} }
複数DHCPサーバ環境
IPアドレスの衝突防止(IP ADDRESS CONFLICT PREVENTION)
- dhcpdがリース可能と判断したIPアドレスについて、実際にクライアントに割り当てるまえに ping で応答がないことをチェックする。
- 1秒以内に応答がなければ衝突していないと判断する。
- 応答があった場合には使えないアドレス(abandoned IP addresses)としてマークする。
- 使えないアドレスとしてマークされたものは通常時の割当可能なアドレスの検索の対象からは外される。
- 通常の検索で割当可能なアドレスがみつからなかった場合、使えないアドレスとしてマークされたものから1つ選ばれ、ping 応答をチェックする。応答が無ければ当該のアドレスを返す。応答があれば、他のマークされたアドレスはチェックせずに、割当不可として振る舞う。
DHCPフェイルオーバー
- dhcp-4.1.1-12.P1.el6_0.4.x86_64 は draft-ietf-dhc-failover-07 - DHCP Failover Protocol に準拠しており、あくまでドラフト版。
- フェイルオーバー関係のコア設定項目
failover peer "foo" { primary; address anthrax.rc.vix.com; port 647; peer address trantor.rc.vix.com; peer port 847; max-response-delay 60; max-unacked-updates 10; mclt 3600; split 128; load balance max seconds 3; }