最初のシステム
伽藍とバザール より
捨てることをあらかじめ予定しておけ。どうせいやでも捨てることになるんだから(フレッド・ブルックス『人月の神話』第11章)
あるいは言い換えると、1 回とりあえず解決策を実装してみるまでは、問題を完全には理解しきれないってこと。2 回目くらいになってやっと、正しい解決法がわかるくらいの理解が得られるかもしれない。だからちゃんとした問題解決をしたいなら、少なくとも 1 回くらいはやりなおす覚悟はしておくこと。
- 一度作ってみて運用してみると、システムをどう作るべきなのかわかる
- 悲しいぐらい直したい所だらけになる・・・
- だから2回目以降の人とセットにするべきか
- しかし、失敗を最初から回避できる状況下では『失敗を回避する方策が組み込まれているからこそ失敗しない』ということを認識できない